社長の日常

鉛筆削りをやったことないって。。。

小学校何年生だったか忘れたけど鉛筆削りの授業やりましたよね?
なんでこんなの買わないといけないの?って思いながら買ってもらった小刀で。

ある日、自分の子がゴミ箱に向かってシャっシャって音立ててるから
何してるのか聞いたら鉛筆削ってるって。
その手を見たら驚き!!

持ってるのボールペンだけど再現するとこう。

私:え!?持ち方おかしない?
子:こうやるんちゃうの?
私:学校で習ったやろ?
子:そんなん習わんかったし。。。

もちろん小刀が何かも知らず削り方も知らず、、、
学校ではこうやるって教えてもらったんだけどな・・・・

鉛筆削りの後は竹とんぼ作って、その後は版画やって、
木彫りのオルゴール作って、、、、、
私たちの時代は図画工作の時間が多くあり、モノづくりする機会が多くありました。
しかし、今は刃物が危ないなどいろんな理由で工作の時間がほとんど
ないようです。子供に聞くと彫刻刀で版画やった記憶くらいって・・・

つい最近、目の前にあるペットボトルはどうやって出来ているのか知ってる?と
学生に聞いたら「これ作ってるんや」という一言が。

作る機会もなくなり、モノが当たり前に揃っている世界で育った子供たちは
考えて作ることの楽しさを知る機会がありません。
作らなくても買えばいいから。確かにそうだけそうじゃなくて・・・
なんか違う・・・・・

モノづくりの業界に若い人材が来ない。。。

製造業でよく耳にしますが、そもそも作る機会がない子供達は製造業という
仕事が伝わらないどころか知るすべもない。
そんな時代になっているんだと感じています。

学校が終わった後、子供達は何をしているかご存知ですか?
友達の家に行くか自分の家でゲームするか、
スマホでネット動画見る、LINEする、TikTok見る、youtube見る、、、
外で遊ぶという選択肢がほとんどありません。

ゲームやスマホをして楽しんでいるように見えていますが
自分たちで遊べる環境が少なくなり選択肢が
それだけになってしまっているんです。それでいいのか・・・
いや、良くないです。

私は町工場で育ったこともあり子供の頃は毎日何か新しいことをして
遊んでいました。目の前にいろんな材料があり、いろんな素材があり、
変化の絶えない日々でした。友達を呼んできて
自分たちで遊び方を考えてままごとしたりして。
おもちゃはあまり買ってもらった記憶はなく、周りあるもので工夫して
遊んでいました。

自分で考えて作るから面白い。

しかし、今の時代、子供達にはそんな環境がありません。
モノづくり体験にきてくれた修学旅行生からは
「作ってる企業があると知らなかったのでもっと知りたい」
「次また来て違うものを作ってみたい」そんな声を聞きます。
体験の中では驚くような発想でものを作る子がいます。
作る環境がないことで彼らの将来の仕事の選択肢の中に
製造業という仕事があることを知らないのです。

可能性を持った子供達が選択肢を見つけられずにいる。
そんなことで良いのでしょうか?

 

自由な発想で新しいもの、ことを作ることができる環境があれば
子供達の秘めている可能性がもっと引き出せると思っています。
勉強は大切。ですが自由にモノを作る環境を作り、その中でモノに触れ、
人に触れ、子供達の価値観も育てることも大切だと思っています。

高学歴だから安定した仕事に就ける。それは昔の話。
自分の可能性を見つけ、自分でお金を稼ぐことのできる人材を育てる。
そういう場所が必要だと思っています。

 

GarageHigashiosakaは作る機会と作る道具、設備を揃えた場所です。
学校が終わったら家に帰ってゲームする。
(うちの子がそうなっていますが・・・)
ではなく、放課後友達と一緒に遊びにきて「欲しいものを作る」
モノづくりの職人さんに聞きながら形にする。
みんなでわいわい言いながら作って遊ぶ。
生徒にとっては誰にも制限されず自分が思うものを自由に形にできる。
「面白い場所」であり「出会いの場」でもあります。

作って遊ぶ「モノづくり放課後教室」
小学生が学校終わりに集まって毎月必ずある◯◯の日のために何か作る教室です。
自分たちでテーマに合わせて考え形にしていきます。

自分で作って販売する「商い教室」
社会や人の課題を見つけることから始まり、作る、検証する、知財、
最終的には販売するところまでを一気通貫でやってみる教室です。

作ることから販売することまで子供達が全部実体験したらどうなるでしょう?

モノづくりは遊びを楽しむこと、それが技術となっていきます。
子供達は何もなくても目の前にあるもので友達と遊ぶモノを作って遊びます。
誰かが教えたわけでもないのにそれが出来るんです。

きっと鉛筆削りも教えてあげたらそれ自体が楽しくなり、
もっときれいに削るにはどうやったらいいのか、
カッターじゃなくて彫刻刀の方がいいんじゃないか、
もっとこうやったら簡単にきれいにできるんじゃないか、
なんて色々発想が出てきて新しい道具を使った新しい方法を考えるかもしれません。

私はそんな子供達の固定概念のない発想力とその可能性を大きく
広げると世界を驚かせるすごいモノが生まれてくる!と思っています。

GarageHigashiosakaからそういうモノが世界中に発信され、
日本が誇る技術者が育ち、活躍する未来を作りたいと思っています。